『【頑張れ!】という言葉が、僕は大好きです!』

『頑張れ』と言われることが。

苦手なときってありますよね。


僕は。

最初の難病を発症してから、しばらくの間は。

とても苦手でした。


『言われなくても頑張ってるよ!』

と、思っていました。


でも。

いざ、逆の立場になってみたら。

自分ではない誰かを応援したいと思ったときに。

『頑張れ!』以外の言葉が思い浮かびませんでした。


『頑張れ』という言葉には。

【想い】の他にも【祈り】に似た感覚があるのだと僕は思います。


実際に。

スポーツ観戦をしているときや。

動物もののドキュメント番組を観ているとき。

僕はいつも、心の中で『頑張れ! 頑張れ!』と。

何度も何度も叫んでいます。


そんな自分に気づいて。

フッと思ったんです。


今まで、みんなが僕に言ってくれた『頑張れ!』の中にも。

そんな【想い】や【祈り】があったんじゃないだろうか……。


そう思ったとたん。

もの凄く反省をしました。

それと同時に。

『頑張れ』という言葉が大好きになりました。


言葉には必ず想いがあります。

例えば『馬鹿野郎!』と言われたとします。

字面でみるとあまり言われたくない言葉ですが。

そこに【心配】だったり【愛情】だったりがこもっていれば。

きっと、聞いたときにハッキリと分かるはずです。


逆に言えば。

どんなに字面の良い美辞麗句を並べ立てても。

想いのこもっていない言葉だったら、きっと悟られてしまうでしょう。


だから。

僕は、誰かを応援したいと思ったときは。

心の中で『頑張れ! 頑張れ!』と叫びます。


今もまだ、辛い状況の中に居て。

『頑張れ』と言われることが苦手な人も居るかもしれないので。

心の中で『頑張れ! 頑張れ!』と声の限りに叫び続けます。



この【想い】や【祈り】が、届いてくれたら良いのにな。

-難病と共に活きる-「ありがとうの手紙」

皆さん、初めまして。 指定難病13の作家です。 多発性硬化症13と特発性大腿骨頭壊死症71の 2つの難病と共存しています。 でも、わりかし元気です(笑) 難病を持った仲間たちへ。 また、発症した頃の自分と同じ気持ちの仲間たちへ。 ちょっとした、元気や勇気を届けたい。 1人で不安になった時、僕も難病です。 誰かがここに立ち寄り、 少しでも楽になれたらいいのにな。

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